2011-04-20 第177回国会 衆議院 外務委員会 第7号
○松本(剛)国務大臣 レベル7ということであったと思いますけれども、前日の深夜に、INESというんでしょうか、国際事象評価基準における評価レベルの変更があるというふうに、検討しているということをお聞きしたのが深夜だったと思いますが。
○松本(剛)国務大臣 レベル7ということであったと思いますけれども、前日の深夜に、INESというんでしょうか、国際事象評価基準における評価レベルの変更があるというふうに、検討しているということをお聞きしたのが深夜だったと思いますが。
○小坂国務大臣 国際事象を見まする場合、デ・ファクトというものを非常に重視する見方と、あるいはその上に一つの主義、プリンシプルをかぶせてそれを把握する考え方とございまして、アメリカの場合とかく今森島さんのおっしゃるように、そうした一つの主義上こうすべきであるという前提のもとに事実を見ていくという傾向があることは、私もその通りだと思います。
そうしてエニウエトク及びビキニ環礁が原子力の実験に使われておるということは、アメリカのみならず、国連が実はこれを認めてやらしておることなのでありまして、先ほどの通告も、国連加盟諸国から何ら異議の申出がなかつたということは、国際法規を確立したことには至つておりませんでも、現在の世界においては大目に見られておる、黙認されておる一つの国際事象として行われておる、そう見ざるを得ないのではないかと思います。